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使いまわしブースキットお金が浮くのでお得だと思う?

2021.08.20
YES!
いいえ、答えはNOです。

使いまわしのできるブースキット、便利は便利なのですが、
使用目的をはっきりさせて買わないと、損してしまう可能性が高いです!

買取型のブースキットは、
確かに使えば使うほどお得になっていきます。

テレビでよく見る、記者会見のバックに設置するような
簡易的なもの(社名のみ出力など)であれば
記者会見のたびに何度も使いまわせます。

あるいは、年に何度も同様の内容で展示会に出展する予定がある、
ということであれば、ブースひとつ分買取というのは
賢い買い物かもしれません。

ですが、用途を限定せずに「何度も使えるからいいか」
という考えからの購入はお勧めしません。

同じ商品・サービスをアピールするために出展する展示会は、
年にいくつあるのか?という観点から、
費用対効果が見込めるか充分に検討する必要があります。

買取型ブースキットの大きなデメリットとして、
「自社のアピールをする」という目的と、
そのために「ブース装飾をする」という手段が
入れ替わってしまう恐れがある、という点が上げられるからです。

たとえば展示会で新商品や新サービスを
アピールしたい時を考えてみてください。

購入してしまったブースキットが手元にある場合、
”もったいない”精神が働いて、
無理やり既存のブース仕様に合わせた装飾や商品配置を考えることに

なりがちです。

しかし果たして、これで
貴社が本当に求める成果=自社のアピールと新規顧客獲得は
達成できるでしょうか?

また、使いまわしのブースキットは、持ち運びが楽にできるように、
また出展者さまご自身で設営できるように、
簡単な構造になっているものが多いと思います。

キャンプで使うテントのような雰囲気の組み立てを
思い浮かべていただければ良いでしょう。

こうしたメリットのある反面、やはりどうしても
見た目が周囲のブースに比べてチープに見えてしまう、
あるいは、展示会によっては、
事務局側で手配する基礎装飾と高さが合わないため、裏側にある
ブースの背面壁が露出して見栄えが悪い、などという問題が
あとから発覚することもあります。

出展されるための費用も安くはありません。

総合的に見て、費用対効果が本当に望めるのか
具体的に検討していただくのが良いと思います。