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ブース装飾カラーリング豆知識【第2回】

2021.10.26

ブース装飾のカラーリングについての豆知識、第2回です。第1回のテーマは、『使いたい色が決まっている場合の配色アイデア』でした。【トーン・オン・トーン配色】を意識すれば、まとまり感のあるカラーリングで色数を増やすことが可能、というテクニックをご紹介しました。
 

決まっている色(コーポレートカラーや製品のテーマカラーなど)から派生させていけば、メリハリも付けつつ統一感のある空間を演出していけます。しかし勿論、 「特に使いたい色が決まっているワケではないんだよな……」という場合もあると思います。


今回は、そんなときに使えるアイデアのご紹介です。
それでは早速ですが、第2回のテーマを発表します。

Q.使う色は決めていないが、ブース全体の雰囲気を重視したい
A.そんな時は「トーン・イン・トーン配色」で、雰囲気重視のカラーリングを!

「トーン・イン・トーン配色」とは、同じトーン(明るさ・鮮やかさ)の色を組み合わせてトーンを統一し、明度差を小さくした多色配色のことです。パステルカラー、とウェブで検索するとヒットする、ピンクと水色などを思い浮かべてみてください。色は違っていても雰囲気が同じなので、並べてもうるさい感じはしません。


 
さらにこの配色では、色相の違う色を使用することでにぎやかさを演出しつつ、全体として「そのトーンが持つイメージ」を強く印象付けることができます。
 

他にも、ナチュラルハーモニー/コンプレックスハーモニーといった配色方法でイマージを演出できる場合もあります。ナチュラルハーモニーは、自然な配色のことを差します。黄色は明るい、緑は暗いといった、その色本来の明度を活かすカラーリングで、安心感や親しみやすさ、ポジティブで健康的な印象を打ち出せます。


 
コンプレックスハーモニーは、人口的な配色のことで、明るい緑(ミントグリーン)、暗い黄色(茶色)など、本来の色の明るさに逆らったカラーリングです。見慣れない配色のため、先進的・モダン・クリエイティブ・新鮮な印象を打ち出すことができます。チョコミントアイスを思い浮かべると分かりやすいです。


 
実際の事例でご紹介すると、それぞれ下記のようなイメージになります。
■ブース装飾実績(トーン・イン・トーン配色)

ブース番号4336

ブース番号3389

ブース番号3237

ブース番号1541

ブース番号343

■ブース装飾実績(ナチュラルハーモニー)
ブース番号2274

ブース番号4016

■ブース装飾実績(コンプレックスハーモニー)
ブース番号4643

ブース番号3745
 
ぜひ、ブース配色の参考にしてみてください。次回は『とにかく目立たせたい時、効果のあるカラーリングは?』をテーマに、配色方法のご紹介をさせていただきます。