ブースに活かせるデザインの4大原則
2022.05.30デザインには基本となる4大原則があることをご存知でしょうか。
1.近接 (Proximity)
2.整列 (Alignment)
3.反復 (Repetition)
4.コントラスト (Contrast)
一見するとなんだか難しそうに見えますが、これらの4大原則をデザインに活かすことで、仕上がりを一気にプロっぽくすることができます。今回は、デザインの4大原則をブース装飾に活かすアイデアをご紹介します。
展示品の配置を何となく決めていませんか。スペースがあるから製品を置くのではなく、どう置いたら見やすいのか考える必要があります。コツは同一品、関連品、同じ価格などを括ることです。展示品が区別されると見やすくなります。来場者の欲しい情報が手に入りやすい見せ方を心掛けましょう。
参考事例
ブース装飾実績 番号4712
ブース装飾実績 番号4767
例えば、ホームページで情報を探しているとき、求めている情報がどこにあるのか分からず、イライラした経験はありませんか。ブース作りもそれと同じです。展示品を雑に並べたら、どこに何があるのかよく分からず、お客さまにストレスを与えてしまいます。コツは展示品を左や右揃えまたは中央に揃えることです。
また、小さめの展示品の場合は展示台をひな壇型にしたり、壁面に棚をつけるなど、ブースの形を工夫してレイアウトをすっきりと見やすくすることもできます。美しく並んだ展示品はそれだけで装飾性があります。
参考事例
ブース番号3620
ブース番号4415
アピールしたい展示品がたくさんあって、ついついあれもこれもと並べていませんか。アピールポイントが絞られていないブースは結局何のブースなのか伝わらず、印象に残りません。コツは展示品の数やテーマを絞ることです。厳選すると、来場者の心に刺さりやすくなります。低単価や売れ筋品など訴求効果がありそうな展示品を通路側のフロントに置く。そして高額品や本当に売りたい品を壁面側のバックエンドに置くなど、優先順位をつけて展示しましょう。
参考事例
ブース番号4584
ブース番号4784
もしあなたが、フランス料理を食べるためにレストランに行き、入り口に「のれん」がかかっていたら違和感を覚えますよね。「このお店で大丈夫かな?」と不安になるかもしれません。ブースもそれと同じで、違和感があるブースは何となく入りにくい印象を与えます。対して、細部まで統一感があるブースは来場者に安心感を与えます。メインとなるカラーや、モチーフをブースの中で繰り返し使用することで、ブース全体に統一感が生まれます。
参考事例
ブース番号4564
ブース番号4993
以上、デザインの4大原則をブース装飾に活かすアイデアをご紹介いたしました。ブース装飾に迷ったときは、お気軽にご相談ください。
ブース装飾プランナー E.K