展示会でよく使われるフォント4選!
2022.09.25看板、パネル、チラシなど、展示会の会場は沢山の文字にあふれています。何のブースか分からないと来場者は足をとめにくいため、自分たちの商品やサービスを分かりやすく文字でアピールすることは必要不可欠です。
その際、使用するフォントを、何となく選んでいないでしょうか。フォントと文があっていないとイメージがうまく伝わらず、読んだ人に違和感を与えてしまいます。反対に、ふさわしいフォントを使用し、フォントが持つ力を借りることで、良い印象を与えることができます。
今回は、展示会でよく使用されるフォントを4選ご紹介します。
①ゴシック体
ゴシック体はもっともよく使用されるフォントです。縦横の線の太さがほぼ均等で、視認性が高く、遠くからでも読みやすいため、看板やキャッチコピーによく使用されます。線に強弱が無いため、太めのゴシック体を長文に使用すると読みにくい印象を与えます。その場合は細めのゴシック体を使用することで、可読性をアップさせることができます。ゴシック体は親近感、安定感、カジュアル、男性的な印象を相手に与えます。
②丸ゴシック体
ゴシック体と同様に、縦横の太さがほぼ均等ですが、角の処理や曲がりを丸めてあるのが特徴です。道路標識、案内板、製品パッケージなど、生活の中で目にする機会が多いため、親しみがあり、どんな人にも受け入れられる安心感があります。丸ゴシック体はやさしさ、安心感、可愛らしさ、ナチュラルな印象を相手に与えます。
③明朝体
明朝体もよく見かけるフォントです。横線が細く縦線が太いため文字に動きがあります。可読性が高いため、長文に向いています。毛筆のような飾りがついており、和の印象を与えるのも大きな特徴です。そのため、看板で使用する場合は、内容によってはちぐはぐな印象になってしまうので注意が必要です。明朝体は信頼感、高級感、伝統的、女性的な印象を相手に与えます。
④UDフォント
UDはユニバーサルデザインの略です。文字の形が分かりやすく、読み間違えしにくいことをコンセプトに近年開発されたことで注目されているフォントです。紛らわしい飾りを外してシンプルにしたり、くっついて見えそうなところを予め離しておくなど、誰がどのような状況で見ても読みやすいような工夫がされています。複数のメーカーで取り扱いがあり、UDゴシック体やUD明朝体など種類も豊富です。
以上、展示会でよく見かけるフォント4選をご紹介致しました。看板、パネルなどのサインデザインがしっくりこないときはお気軽にご相談ください。
ブース装飾プランナー Y.K