伝わるデザインは「あしらい」で決まる
2022.11.20街中で目にするオシャレなポスターや、電車の中刷り広告は、誰がデザインしているのでしょうか。多くはプロのデザイナーさんが手掛けていることが多いと思います。そんなプロのデザイナーさんは、どんなテクニックを使っているのか気になりませんか?
そこで今回は、デザイナーじゃなくても知っておきたい「プロっぽいデザイン」ができる「あしらい」のコツをご紹介いたします。
デザインで言うあしらいとは「装飾」や「ディテール(細部)」のことを意味します。
あしらいには、視覚誘導したり世界観を演出する4つの役割があり、細部まで丁寧に作り込むことで洗練された印象に仕上げることができます。
①注目させる
注目させたい部分にはアイキャッチをつくりましょう。アイキャッチをつくる簡単な方法は図形です。ふきだしやアイコンなどの図形はさらに親近感をもたせ、にぎやかな印象になります。
②演出する
ターゲット層の好みや質感を、イラストや装飾で演出します。想像力を掻き立てる効果が期待できます。
③強調する
相手にとって一番重要なメリットを考慮し、優先順位を決めましょう。フレームやふきだし、色を変える、太字にするなど、読み手に伝わりやすいようなインパクトを持たせます。
④情報整理
重要な情報とそうでない情報は、サイズで強弱をつける「メリハリ」と、同じ内容をまとめる「グルーピング」で整理します。
今回のブログでは、デザイナーじゃなくても知っておきたい「あしらい」のコツについてお伝えしました。あしらいの4つの役割に含まれている強調や情報整理などは、営業担当者が自分で作る資料に活かせそうですよね。意識するだけでも、伝わりやすい資料にバージョンアップするのでは?ちなみに、ブースのあしらいについては、私にお任せください!
なお、今回参考にした書籍は、ingectae-e著『あたらしい、あしらい。』です。興味のある方はぜひ読んでみてください。
ブース装飾プランナーS.W