モニターの効果的な活用方法とは?
2023.09.24「集客方法を教えてください」、出展者様とヒアリングをさせていただく際、よく聞かれる質問の1つです。集客方法はいくつもありますが、そのうちの1つがモニターの活用です。モニターがなぜ集客に役立つのかご存知でしょうか?また、モニターはどこに設置すると効果が期待できると思いますか?
他にも、「1・2KOMAでよく使われるモニターサイズを教えてください」と聞かれることもあります。そこで、今回はモニターの効果的な活用方法についてお伝えします。
答えは2つあります。1つ目は、人間は動くものに反応しやすいからです。脳は敵から身を守るために本能的に動いているものに注意が向いたり、文章よりも画像や映像のほうが多くの情報を処理できるとも言われています。
2つ目は動画は記憶に残りやすいからです。ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが提唱した「忘却曲線」という理論があります。被験者にアルファベットを適当に並べた文字列を覚えさせ、どのくらい続くのかを調べた実験です。
その記憶は20分後には42%を忘れて、1時間後には56%、1日後には74%、1週間後には77%、1ヶ月後には79%を忘れます。しかし、動画で覚えた記憶は2時間でも60%の情報が記憶されていて、文字の2倍以上、記憶に残るというデータがあるそうです。
答えは人通りが多いところです。1面通路の場合は通路側、2面通路なら通路角が最適です。用途にもよりますが、ブース内の壁面側だと、通路側から見えにくいので、集客ツールとしての効果を十分に発揮できません。他にもモニターを天井看板下のパラペットから吊り下げて設置する方法もあります。これは動線を邪魔せず、遠くからでも目に留まりやすくなります。
・23~27インチ(卓上)
PC画面の内容を大きく見せたり、お客様に個別でサービスなどを説明したいときに使用されています。また大型モニターに比べるとレンタル料金が安いことも選択理由の1つです。モニターのサイズが小さいためアイキャッチには不向きですが、至近距離でのアプローチにはお勧めです。ITや機械系の出展者様からの要望が多い印象です。
・32~65インチ
画面が大きくなるほど視認性が高まるのでアイキャッチになります。動画のリピート再生、ブース内セミナー、体験デモをカメラで写しリアルタイムを出力、などの用途に活用されています。
・1・2KOMAでよく使われるモニターサイズ
1小間、2小間のご出展者様は43インチのモニターを多く使用しています。理由はレンタル料金の安さと、小さなブースに収まりやすいサイズ感でも視認性が高いからです。
今回は意外と知られていない「モニターの効果的な活用方法」についてお伝えしました。モニターは集客ツールの1つですが、モニターサイズや設置場所を誤ると、効果は半減します。また、今回はあえて触れませんでしたが、モニターに映し出す動画の中身が最も集客に影響を与えることは言うまでもありません。
1・2KOMAではモニターを所有していますので、大型モニターを低価格でレンタルできます。持ち込みモニターの設置対応や、出展者様のご要望に合わせたモニター選びやレイアウトもご提案しております。
ブース装飾に関するお悩み事は、1・2KOMAにお気軽にお問合せください。
ブース装飾プランナーS.I