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差尺で商談の回転率が上がる!?

2024.11.25

差尺(さじゃく)」という言葉をご存じでしょうか。差尺とはテーブルの高さからイスの座面の高さを引いた差のことを表します。毎日のように使っているにもかかわらず、テーブルやイスの高さについて深く考える機会ってなかなかないですよね。
 
私もつい最近、このテーブルにはどれくらいの高さのイスを用意すればよいだろうか…と悩んだときに、この言葉を知りました。自宅の家具ならひとえに快適な差尺を知りたいところですが、世間では意外とシーン別に差尺が使い分けされています。
 
今回は舞台を展示会として、シーン別の差尺をご紹介いたします。
 

■じっくり商談

展示会場でじっくりお話をして成約までつなげたい!
資料を広げながら製品を深く掘り下げて紹介したい!
そんなときはしっかりと腰を深く落とし、低くもなく高くもない、手に取りやすい位置に資料を置いた状態でお話をするのが最適です。この場合は約250~300mmの差尺が必要となります。レストランやカフェでもよく採用されているのがこの差尺です。
約250~300mmの差尺01
 

■回転率重視

業務上成約まで取り付けるのは難しいためリード獲得に力を入れたい!
PCを使ったデモや体験を少しでも多くの人に触れてもらいたい!
このような回転率を重視した目的がある場合は、快適な姿勢を保てる差尺を無理のない程度にあえて避けることで、人が留まらないよう自然と促すことができます。
差尺02
 
また、約250~300mmの差尺でも、高さのあるカウンターテーブルとカウンターチェアのセットは深く座ることができないため、あまり人が長居しない印象です。
差尺03
 

◆さいごに

今回は、展示会におけるテーブルとイスの差尺についてご紹介いたしました。以前お打ち合わせをさせていただいたお客様の中には、「前回、ゆっくり座れるような商談セットを用意したら、同じ方がずっと座ってしまって回転率が悪かった」と反省点を述べている方もいらっしゃいました。
 
目的に応じて差尺を変えることが、展示会出展の成果につながるきっかけになるかもしれません。より良いご提案ができるよう努めさせていただきますので、まずはお気軽にプランナーへご相談くださいませ。
 
 

ブース装飾プランナーK.A