INTERVIEW
インタビュー- 【株式会社EFAラボラトリーズ 様について】
- アスベスト専門の調査・分析を専門としているEFAラボラトリーズ様。環境コンサルティング会社と米国環境分析会社をルーツにもち、東京・神保町で2007年3月からアスベスト偏光顕微鏡分析事業をスタートしました。建設業界で今後ますます注目が高まるアスベストのエキスパートとして、全国のお客様に高品質なサービスを提供するだけでなく、業界団体や学界活動等を通して日本のアスベスト調査・分析業界の技術向上と育成にも貢献されています。
- 【展示内容】
- アスベストの分析・調査
- 【展示会名】
- 第8回 JAPAN BUILD TOKYO
第一に会社の規模があまり大きくないので、営業力に限界があるんです。私たちは積極的な営業活動をしないので、展示会が唯一の営業活動の場です。第二として、そもそもうちで扱っているのは特殊なサービスのため営業がしにくい。展示会はお客様との距離を縮める場にもなっています。
競合がほとんどない分野なので、今回の展示会でもアスベストの分析・調査を扱っている会社はうちだけでした。工事に必ず必要な調査ですので、業界全体がお客様になりえます。ですので来場者だけでなく他の出展企業の人たちにも知ってもらうことが目的です。実際に昨日までの2日間で4件の出展企業からお声がけいただきました。
「アスベスト」という言葉を1人1回耳に入れるという目標で声掛けをしています。アスベストの調査をしなければならないのは知識としては知っている、でも実際何をすればいいのか分からないという企業担当者は多いです。そういった人に足を止めてもらえるように声掛けしています。
来場者数はコロナ前の水準に戻ってきたなと感じます。でも目標を低く設定しすぎました。昨年は場所が良くなかったこともあり、今年は大幅に目標を超えそうです。名刺の交換数は2日間で昨年の枚数分を集められました。
やっぱりパッケージブースはシンプルというか簡素ですよね。
プレゼン資料にもあった、Small Space,Big Dreamsという言葉が良いですよね。弊社も少人数の会社なので、マインドが近いというか、親近感を感じます。最初から小さいブースと分かって言ってくれているので、コストを抑えても嫌な顔をせずにやってくれるところが良いです。
プランナー目線でのアイデアが欲しいことは、ずっとお伝えしていました。展示会に関しては僕たちはプロじゃないので、どの角度からどう見えるとか、適切な文字の大きさについてなどのプロ目線でのアドバイスが欲しいんです。例えば看板の内容について1パネルに1アスベストのワードを入れた方が良いとか、受け身じゃなくて、もっと鋭く意見を言って欲しいと思います。
もう5回連続でお願いしているので、率直な感想というのも難しいんですが、今回は奥行のあるブースサイズだったので、その空間の使い方が惜しかったかなと。大型のパネルを目玉にしていたのですが、空いた空間に人が入ってこず、流れが悪くなってしまいました。人の流れについてはデータを集めて統計を取るなどされて、説得力のある数字でコンサルティングしてもらえるともっと良かったです。
角の縦看板です。通路側からの視線を集めるために設置の流れになったと思うんですが、大活躍でしたね。パワーワードである「アスベスト」のワードが中央の看板にしかなかったので、この看板が無かったらと思うと怖いくらいです。通路からすごくよく見えるので、ライトを付けるなどしても良かったなと思います。
毎年思うんですが、現場の職人さんの対応が丁寧で本当に気持ちがいいです。パネルの設置位置についても現地で配置を決めることになっていたのですが、丁寧に修正していただけました。
小規模でも軽視しないところですね。これから大きくなっていこうとする会社でも、小さくて低コストであることを初めから分かってくれているので相談しやすいと思います。
展示会が唯一の営業の場ということで、最初のお打ち合わせの時から展示会にかける情熱や真剣さが伝わってきました。看板一つを取っても、配置や文字の大きさ、複数の方向からの見え方など、多方面から工夫を凝らしています。私からご提案させていただく以外にも、逆に「こんなのはどうですか」と積極的に意見やご質問をいただき、私自身、刺激を受けるとともに身の引き締まる思いでご対応させていただきました。
私たちは展示会のプロとしてお客様にご提案させていただいておりますが、同時に展示会での集客を実現するために大きな責任が伴うことを改めて実感しております。今回、EFAラボラトリーズ様は前任より引継ぎ初めてご対応させていただきましたが、自分の力不足を再認識することができました。また次回、ご依頼いただける機会がありましたら、心から「依頼して良かった!」と言っていただけるよう精進してまいります。