INTERVIEW
インタビュー- 【ダイヤテックス株式会社 様について】
- 1962年に設立されてから、粘着テープ・農業資材・産業資材・シート類・人工芝等、身近にあるプラスチック製品を原料から一貫して生産。独自のオンリーワンな製品を開発されています。
- 【展示内容】
- 遮光・遮熱資材(ふあふあホワイトプラス)、ひざガード(KaRVO)
- 【展示会名】
- 施設園芸・植物工場展(GPEC)2024
施設園芸、ビニールハウスの分野で一番大きい展示会が、今回のGPECなのですが、来場されるお客様の約4割が農家さん(生産者)なので、PRの場として絶好の機会だと思っています。初開催の2018年から、毎回出展しております。
弊社が4名という少ない人数で営業を担当しているのですが、全国への発信を行う上でも、この展示会は商談と交流の大事な3日間だと考えています。効率的にPR・訴求ができるよう、準備から当日まで集中して臨んでいます。
普段は、全国に販売店を持っている代理店様、各都道府県の2次販売先への地道な営業をしていますが、展示会では目的意識の高い方々が来場されます。そのため、看板やパネル、サンプルで目にとめ、興味を持っていただき、スムーズな交流ができています。コロナ禍では、既存のお客様が多かったのですが、今年は新規のお客様が特に増え、ご提案の機会をいただいています。
1000名のブース来場と100枚の名刺獲得を目標にしています。会期2日目ですが、新規のお客様としては着実に目標へ近づいている状況で、実のある話ができています。各自治体にいらっしゃる、農業の研究員の方も来場されているので、研究機関での試験の引き合いなどもあり、数だけではなく充実した成果を得られています。
アイキャッチがないと、来場者も中々足を止めにくいですよね。画一的なブースではなく、特徴を持たせたブースにするため、毎年コンペを行いより良いブースにと考えています。
以前は農業分野の展示会に詳しい装飾業者様へ依頼をしておりましたが、継続して出展することで課題も見えてきました。そこで今回は、来場者の足を止めるための「アイキャッチ」を取り入れたブース、というコンセプトでコンペを開催しました。来場者目線でも検討した結果、御社にご提案いただいた印象的な曲線の看板が響き、今回採用させていただくことに決めました。
製品の特長・イメージは、口で説明するだけでは伝わりにくいため、アイキャッチとなる装飾や、コンセプトに伴ったデザインについて相談しました。お客様が実際に体感できる展示をしたかったので、パッと見て伝わりやすい「模型」の展示を採用。こちらの制作についても相談しましたが、今回は弊社メンバーが制作することになり、お客様とのアイスブレイクとしても活用しています。
設営が完了した会期前日のメールでもお伝えしたのですが、大変満足しています。特に、サーモグラフを大きく打ち出したパネルが良いアイキャッチとなり、ブースに立ち寄るきっかけになっているようです。
今回の曲線的な看板が気に入っています。システム部材を組み合わせた装飾は初めてでしたが、依頼先を決める際にも、円柱のアイキャッチが新しいと話題に上がったポイントでした。
本当にスムーズにやっていただけたので安心しました。
大事な機会とはいえ、展示会に大きく予算が掛けられないので、基本的には1小間か2小間での出展をしているのですが、他社のサイトだと大きいブースの事例掲載が多く、イメージがしにくいと感じていました。一方で、御社のサイトでは1小間・2小間の施工事例が沢山あったので、こういうことができそうだなというイメージが湧きました。
ダイヤテックス様は、これまで継続的に出展をされている中、装飾面において課題を抱えており、今回ご提案の機会をいただきました。選定のご連絡をいただいた際、理由をお聞かせいただき、大変光栄に存じます。今回改めて、貴重なお声をいただきありがとうございました。また、現場ではサインの見え方、バランスに改善点がございましたので、次回はこちらも踏まえて、細やかなご提案ができれば幸いです。この度は、ブース装飾のご依頼と、インタビューにご協力くださり誠にありがとうございました。