INTERVIEW
インタビュー- 【WIBU-SYSTEMS株式会社 様について】
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1989年にOliver Winzenried and Marcellus Buchheit によって設立されたWIBU-SYSTEMS AG (WIBU®) は、ライフサイクル・ソフトウェア・ライセンシング部門にいて革新的なセキュリティ技術を提供しています。
ユニークで幅広い Wibu-Systems ソリューションは、デジタル資産、知的財産、完全性の保護を提供し、コンピューター、モバイル、エンベデッド・オートメーション、クラウド・コンピューティング、SaaS、仮想化モジュールなど、さまざまなアプリケーション分野で使用されています。
- 【展示内容】
- PCソフトウェアの違法コピー防止・知的財産の流出防止・ウイルス対策サイバーセキュリティソフトウェア
- 【展示会名】
- スマートファクトリー2019
海外の展示会には多数出展しておりますが、日本での展示会出展は今回が初めての試みです。
スマートファクトリーに出展を決めた理由は、自社のターゲット層が多数来場するのではないかと考えたためです。
予算が限られていましたが出展する以上、他社との差別化や伝わりやすさを出したいと考えておりました。
パッケージブースにA1サイズのパネルを設置する装飾では費用を抑えることができますが、
差別化・見やすさの観点からは訴求が不十分です。
またA1サイズのパネルは文字が小さく、通路側からの来場者に見てもらうことは難しいと思いました。
そこで差別化・見やすさを実現するために、ブースの壁面を活用した商品説明を考えました。
この要望を実現するためには装飾が必要だと思い、装飾に踏み切りました。
壁面を活用して商品説明をしたいと考えており、ブースイメージがおおよそ固まっていました。
そんな中で東京展飾さんのHPを見つけました。まず1・2小間専門という文言が目に留まりました。
出展するブースサイズが1小間だったので、その文言で安心感を覚えました。ホームページ内も
すごく見やすく、いくらでどのようなブース装飾ができるのか、一目瞭然でした。
その中でイメージしていたブースを見つけ、即連絡を致しました。
連絡後はすぐに担当のプランナーさんが打ち合わせに来てくれてイメージに近いブース事例を
丁寧に説明して下さったので安心して頼めると感じました。予算内で要望が叶えられるのか?
心配でしたが、後日いただいたブースイメージと御見積書を見ると、予算内ですべての要望が
組み込まれていました。
同じ要望で他社から見積書を頂いた際は、予算を大きく上回る金額だったため、この内容と
費用は感激でした。予算内ですべての要望を叶えてくれたところが東京展飾さんを選んだ理由です。
打ち合わせに来て頂いた際も要望を詳細に確認して下さったので、提案頂いた内容に
相違はありませんでした。問い合わせの連絡をした時期が会期の2ヶ月前だったため、
間に合うのか心配でしたが、スムーズなやり取りで早めに装飾内容を確定出来たので、
とても安心しました。
施工日初日、ブースの施工完成写真を送って頂き、写真を見た際、綺麗に仕上がっているという
印象を受けました。壁面の青緑と展示台のオレンジで弊社のカラーをしっかり出せているところが
素敵でした。一番の要望だった壁面出力も仕上がりがとても綺麗で、見やすいものでした。
先にブース図面を貰っていたので、完成イメージがわかっているのも、安心できました。
ブース全体で自社を表現できているところです。壁面と展示台にコーポレートカラーを使用したことで、
他社にはない色で差別化することができました。壁面出力部分に商品説明文や、商品の写真を写し
出しており、どんな商品を取り扱っているブースなのかが来場者に伝わりやすいと感じました。
壁面以外では中央の円形展示台も、ちょうど良い広さで使い勝手が良かったです。アクリル展示台は内
部に蛍光灯が仕込んであり、商品に照明がしっかり当たっていたので、目立たせることができました。
実際会期中に、このアクリル展示台に惹かれて立ち止まり、商品を見ている来場者もいらっしゃった
ので、良いアイキャッチになりました。
全く問題ございませんでした。私たちの搬入日前日に完成したブースの写真を送ってもらっていたため、
安心して会場へ行くことができました。現場ではモニターの電源場所を知りたくて担当の方へ連絡しまし
たが、すぐに現場の方が来て対応してくれました。お陰様でスムーズに会期前日の準備を終えることが
できました。
今回出展の目標としては、より確実な新規リードの獲得でした。そのために「壁面出力で目立つ商品説明」や
「通路側展示台での見やすい商品展示」、「モニターで商品の訴求ポイントがわかりやすい動画を流してのPR」
を行い、自社商品を必要としている来場者に向けてアイキャッチを仕掛けました。この工夫のどれかに関心を持
たれた方はブース前で10秒ほど足を止めてくれます。そういった方々にお声掛けし、ターゲットを明確に絞り対
応していました。その結果、会期中に獲得した名刺枚数の3割ほどが受注案件へと繋がっております。この数
字は私どもとしても驚いております。展示会への成果には非常に満足しております。
1・2小間サイズのブースは初めて出展する側からすると気軽に出せるサイズかと感じております。小間サイズが小さい分、より商品を絞って展示するため、濃厚なターゲットを確保できる可能性が高いのも魅力です。1・2小間でもパッケージブースになると他社と全く差別化できないブースになりますが、1・2小間専門の東京展飾ではブースの位置や、要望に合わせて様々なデザイン提案をしてくれることがわかりました。
WIBU-SYSTEMS様は、日本での展示会出展は今回が初めての試みとのことでしたが、「ブース装飾の重要性」や、「ターゲットの絞り込み」、「他社との差別化」、「商品を必要としている来場者へ確実にPRをしていく」などの、マーケティング思考がとても印象的でした。また、目標を達成するための仕掛けが明確で、さらに予測を超えた成果を残され、いつも以上に学びの多い、お仕事をさせて頂きました。
施工当日、完成したブース写真を送付した後、
「とても素敵です、現地に行くのを楽しみにしています」と
ご返信いただいたときは、心底嬉しさがこみ上げました。
今回は改めて、企業様の展示会に出展する目的(本質)、それに対して装飾会社の役割を再認識し、初心に返り考える機会を与えて下さりましたこと、感謝申し上げます。次回は10月開催の展示会にご出展と伺っております。
WIBU-SYSTEMS様の目標達成に向け、ブース装飾で全力サポートさせて頂きます。この度は、大変お忙しい中、インタビューの取材にご協力下さり、誠にありがとうございました。