スマートエネルギー【展示会見学レポート】
2021.10.15
2021年9月下旬、東京ビッグサイト青海棟で開催された「スマートエネルギーWEEK」を見学してきました。この展示会は太陽光、風力、バイオマス、蓄電池、水素・燃料電池などのエネルギー分野が集まる展示会です。
私ごとですが、2020年2月コロナ禍の直前から最近まで産休でした。約1年8か月の間、社会は大きく変わりましたが、展示会はどう変化しているのか、という思いで会場に向かいました。今回のレポートでは、久しぶりの展示会見学で感じたことや、コロナ禍前と比べての変化をお伝えします。
■受付の様子
会場に到着したのは会期初日の午後でした。会場外では、すでに多くの人が集まっていました。会場入口ではサーモグラフィカメラで検温と手指の消毒を行いました。会場内の受付スペースも多くの人で賑わっていました。
受付の一部は運営スタッフがおらず、機械化していました。自分で名刺をスキャンし、タブレット画面に表示された項目を選択していくと、入場証が印刷されました。以前は数十人の運営スタッフが横一列に受付を応対していました。
■ブース、セミナーについて
ブース内での感染症対策は、消毒液、商談席のアクリルパーテーション設置、席の間隔をあけるなどのブースを多く見かけました。しかし、立ち商談では、以前と変わらず、近い距離で熱心にお話されている様子をあちこちで見かけました。来場者は積極的に情報を収集していました。
会場のセミナー席は以前より間隔をあけて設置していました。セミナーが開始されると周辺には多くの来場者が集まり、熱心に聞いていました。環境問題への意識の高まりによって注目される分野での展示会ということもあり、多くの人が積極的に情報収集をしていました。
■展示会見学を終えて
久しぶりに展示会を見学して感じたことは、以前と変わらず、ということです。感染症対策は、すでに新しい生活様式として定着していますので除きます。出展者はブース前を通る来場者に声を掛けます。来場者は売り込みは避けつつも、気になるブースには立ち寄ります。製品を見て、パネルの情報を収集し、双方でコミュニケーションが成立する。会場の至る所で、目の当たりにした光景です。展示会や会場によっては、異なる光景になるかもしれませんが、安心しました。出展社の新規顧客獲得の場として展示会の果たす役割を再認識しました。