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展示会見学レポート


2021 特許・情報フェア【展示会見学レポート】

2022.02.24

先日、延期していた「2021 特許・情報フェア&コンファレンス」が北の丸公園内の科学技術館で開催されました。コロナ禍での開催状況、科学技術館の特徴など4つの視点でまとめてみました。

① 会場周辺駅から会場までのルートについて
② 会場について
③ コロナウイルス感染症対策について
④ 私が感じたこと

会場周辺駅から会場までのルートについて

半蔵門線「九段下」が最寄り駅になります。2番出口からすぐ左手に日本武道館が見えます。その方向へ直進をしていくと、北の丸公園の看板や、重要文化財に登録されている「江戸城 田安門」があります。門をくぐると、武道館が目の前に現れます。そして、道路の真ん中に大きな木が一本立っているので、そこを目印に公園内に進んでいくと、会場に着きました。会場までは迷うことなく、10分程度で到着することが出来ました。

九段下駅(2番出口)からの道順

会場について

科学技術館の特徴は2つです。1つ目は放射状に配置された建物です。展示会場として使用された9ホールは全て繋がっており、見学を終えると、館内を1周することになります。迷われる方がいるためか、会場内には順路の看板や何号館かわかるように、札も設置されていました。

受付に近い左右の2号館と10号館に人が偏っていました。2号館では、出展様の呼び込みが他と比べると積極的で、10号館では唯一、セミナーを実施し集客されていました。また、建物構造が影響しているのか、会場の奥まで見て回る方は少なかったです。

2つ目は、ブースの高さです。館内の天井が低いため、装飾規定の高さ制限は2.4mまでと決まっています。展示会によって異なりますが、東京ビッグサイト、幕張メッセ、インテックス大阪などでは、ブースの高さは3.6m~4mくらいまで看板を設置することができます。高さ制限が低いためか、電飾看板やLEDパネルなど、光る装飾が多く使われているように感じました。

コロナウイルス感染症対策について

入場時に検温、手指の消毒を行いました。検温を行った証明として、来場者証にシールが貼られました。検温済が確認できるため、出展者は安心してご案内が出来ると感じました。また、各ホール1箇所以上、消毒液とソーシャルディスタンスを促す看板が設置されており、こちらも安心感がありました。搬入口のシャッターも常に開けており、換気も十分にされていました。

一方、各ブースの感染症対策に関しては、アルコール消毒やウェットティッシュが置かれていました。中には、リアル展示会の出展を取りやめ、オンライン展示会に切り替えている出展社もいました。

私が感じたこと

コロナ禍でも、展示会は毎週のように開催されています。弊社のお客様からは、「大手企業が出展しない分、小さな小間に人が流れ、ゆっくりお話が出来た」と、お声をいただいておりました。

しかし、今回の展示会は来場者がわずかで、会場へ向かう際も、展示会に向かう方は数名でした。一般的な理由として、会場立地、天候、展示会の規模感などが挙げられます。しかし今回の一番の理由は、まん延防止等重点措置の影響ではないでしょうか。開催時期、都の感染者数は2万人を超えていましたので、外出を控える意識がさらに高まっていたと推測しています。

会期最終日、弊社のお客様にお話をお伺いしました。「1日目、2日目ともに2019年の10分の1以下の来場者数」とのことでした。来場者の多くは、セミナーだけ参加してそのまま帰られていたそうです。また、会場内では出展見送りの案内が貼られたブースや、ブース装飾の施工をしていても、無人対応の出展社も数社いました。

コロナウイルスが早く収まることを願っています。

ブース装飾プランナー

ブース装飾プランナー
S.I