【レポート】健食・OEM展2022
2022.05.16
4月21日、東京国際フォーラムで開催された健食・OEM展2022を見学してきました。本展は、健康食品の原料を供給している企業や、受託加工を行う企業が出展しているBtoBの展示会です。今回のレポートでは下記4項目についてお伝えします。
■会場までのルート
■健食・OEM展2022の特徴
■ブース装飾の特徴
■国際フォーラム HALL Eの特徴
■会場までのルート
東京国際フォーラムは、JR有楽町駅「国際フォーラム口」から徒歩1分です。出口からすぐ目の前の立地です。東京国際フォーラムの出入口から、階段・エスカレーターで地下2階に下ります。ルートの途中には案内表示がありました。開場は午前10時からですが、10分前にはHALL Eに到着しました。
HALL E入口前の広場に受付があり、検温、手指消毒をしてから、列に並ぶように案内されました。受付は事前予約と当日に分かれており、どちらも列ができるほど混みあっていました。
■健食・OEM展2022の特徴
健食・OEM展2022は、HALL E-1のみ(1と2があります)の開催でした。会場の大きさはビッグサイトと比べるとコンパクトです。入口と出口は2か所あり、そのうち1か所は再入場口になっていました。
ホール内は、「出展ブース」「商談スペース」「セミナールーム」というシンプルな構成です。また各ブースの大きさは、1小間(2.5m×2m)、2小間(5m×2m) の2種類です。1小間あたりのブースが小さいため、会場の通路には主催者が用意した商談席が設けられていました。会期中は商談をしている方や、PCで作業している方がおり、商談席は常に埋まっていました。
セミナールームは4か所ありました。1日のスケジュールがすでに決まっているので、4か所が同時に稼働していました。私が見学していた時間帯のセミナーは、客席の3分の2が参加者で埋まっている状況です。
■ブース装飾の特徴
本展はパッケージブースを多く見かけました。パッケージブースとは、主催者が予め用意している簡易的な装飾のことです。床、壁、照明数灯、社名版、展示台と必要最小限のため、装飾費用を抑えることができます。
一方で、装飾ブースは数社見かけました。少ないので目立ちます。しかし集客の観点では、必ずしも集客できているわけではありませんでした。むしろ、パッケージブースで集客している出展社を見受けました。装飾ブースでは、何を扱っている会社なのか?また製品の特徴やベネフィットが来場者に伝わる装飾をお勧めします。
■国際フォーラム HALL Eの特徴
HALL Eの特徴は2つあります。1つめは、ホール内の大きな柱です。これは会場の躯体になりますが、会場の広さに対して柱が多い印象を持ちました。柱の周辺は通路幅が広くなっており、そのスペースに商談席が設けられています。そのためか、柱で動線を遮ることはなく、人が行き来していました。
2つめは、会場が鳥瞰できます。ホール入口側の壁と会場壁の上部がガラス張りになっているためです。実際、会場を出て1Fの通路からガラス越しに地下2FのHALL Eを眺めることができました。見学日は晴れていたので自然光が差し込み、明るく開放的な空間が印象的でした。
■見学を終えて
今回の健食・OEM展2022は、専門分野に特化した展示会です。コロナ禍で展示会の規模が小さく、ターゲットが絞られるため、来場者の入り具合が心配でした。しかし、実際は受付時から列ができ、会場内では商談席が常に埋まっている状況に安堵しました。
「小さな会場なので、来場者は端から順番にブースを見て回るように思う」と出展者様からお聞きしました。実際、多くの来場者とお話しができたそうです。
今回はコンパクトな展示会のため、大規模展示会に比べると来場者は少ないです。しかしリソースが少ない中小企業には、数よりも質が重要だと考えています。1・2KOMAでは、ビジネス拡大のキッカケをサポートさせていただきます。