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展示会見学レポート


【レポート】日本ものづくりワールド

2022.07.11

6月22日から24日の3日間、東京ビッグサイトで「第34回日本ものづくりワールド」が開催されました。この展示会は製造業向けにIT、部品、機械、装備、設備などをアピールするための場です。9つの専門展から構成されており、ものづくりにおける幅広い分野の製品が集まっています。専門展でもそれぞれ特色が出ていますので、今回は専門展の特色の違いを主に見ていきたいと思います。

展示会場の様子

まずは展示会場の様子についてですが、国際展示場駅を降りた時点でビッグサイトへ向かう人が大勢いました。会場に到着した時には、複数ある受付に長い列が出来ていました。来場者数については、主催者発表で3日間合計で約49,000人と発表されており、多くの人が来場していました。実際、展示会場内ではどの専門展も多くの来場者がおり、活気にあふれていました。

「工場設備・備品展」「次世代3Dプリンター展」

「工場設備・備品展」では、工場向けの製品、メンテナンス製品、安全・防災用品などを展示しています。工場内に導入する大型の機器などを展示しているため、機器を置くスペースを広く取っているブースが多かったです。機器を前面に展示して触ってもらったり、実際に使用している来場者もいました。

「次世代3Dプリンター展」では、3Dプリンターで作成した製品の展示がメインとなり、細かい製品もあるため、展示台を設けて来場者に見やすいように展示していました。中には3Dプリンターそのものを置いているブースもありました。

「設計・製造ソリューション展」「ものづくりAI/IoT展」「3D&バーチャルリアリティ展」

「設計・製造ソリューション展」製造業向けのITソリューションを展示しており、パソコン上でCAD・CAM・CAE、生産管理、技術伝承などのソフトウェアの体験をしたり、パネルを使った説明がメインとなります。ソフトウェアやパネルの展示という点ではIT系の展示会に似た雰囲気もありますが、CADを使って作成した実際の製品などを展示しているブースもあり、ものづくりワールドらしい展示となっていました。

「ものづくりAI/IoT展」AI、IoTを使ったソリューションの展示となり、こちらもパソコンでのデモやパネルでの説明をしているブースが多かったです。

「3D&バーチャルリアリティ展」ARやVRを使ったサービスの展示となっており、実際にARやVRを体験できるブースが多く、多くの人がデモを体験していました。こちらの展示会は、出展スペースは広くはありませんでしたが、たくさんの来場者が集まっており大変賑わっていました。

「機械要素技術展」「航空・宇宙機器開発展」「ヘルスケア・医療機器開発展」「計測・検査・センサ展」

「機械要素技術展」では、モーター、ネジ、ばねなどの機械部品や切削、プレスなどの加工技術を主に展示しています。細かい部品を展示しているブースが多く、並べ方を工夫して細かい製品を見やすくしていました。

中にはスイーツ店風の並べ方をしたり、雑貨屋風の装飾にしたりなど変わった装飾をしているブースもありました。また、地方自治体のパビリオンもたくさん出展しており、地域をあげて地元の企業をアピールする姿勢も感じました。

「航空・宇宙機器開発展」航空機や宇宙機器の開発、製造技術、部品、デバイスなどを展示しています。「ヘルスケア・医療機器開発展」医療機器やヘルスケアに搭載される部品、デバイスなどの展示。「計測・検査・センサ展」計測器や検査機、センサなどを展示しています。それぞれ各専門分野のユーザーが来場し賑わっていました。

展示会見学を終えて

一口に「ものづくり」と言っても、その守備範囲は幅広くそれぞれの分野で製品やサービスをアピールできる最適な方法を見つけて展示していました。それに対する来場者の関心も大変高く、どの専門展も賑わっており、場所によっては動くのが大変なほど盛況でした。弊社は出展社様の製品やサービスをアピールできる最適な方法を考案しております。お気軽にご相談ください。

ブース装飾プランナー

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