【レポート】JapanマーケティングWeeK夏
2022.08.17
今回のレポートは、2つのブース装飾の方法についてお伝えします。
7月6日から3日間、東京ビッグサイトで第14回JapanマーケティングWeeK夏が開催されました。本展は売上拡大を目指す企業と、マーケティングに特化したサービスを持つ企業を直接つなげる場です。
コロナ感染者数が再び増加傾向ですが、国や都からの人数制限などの要請がないこともあり、会場は多くの来場者で賑わっていました。主催者が公表している来場者数速報によりますと、3日間合計は27,291人です。
■システムブースと木工ブースの違い
ブース装飾は、主に2つの装飾方法があります。1つ目はシステムブースという装飾方法です。システムブースとは、アルミ素材のレンタル部材を組み立てて作るブースのことです。特徴は低コストです。
「装飾はしたいけど費用は抑えたい」、「必要最小限の備品手配で装飾費用を削減したい」、「パッケージブース(事務局手配)よりも見栄えをよくしたい」などのご要望にお勧めです。低コストでブースが作れる反面、レンタル部材の寸法が規格化しているため、オリジナルの造作には不向きです。
システムブース
2つ目は、木工ブースという装飾方法です。木工ブースとは、木材を使用して作るブースのことです。特徴は、システムブースでは作れないオリジナルが造作できます。
「壁や展示台の色や形等の装飾にこだわりたい」、「ブースの見栄えを重視したい」などのご要望にお勧めです。造作ができる反面、コストは割高です。特に現在は、原材料や燃料などの価格が高騰しているため、数年前よりも大幅にコストが上がっています。
木工ブース
■印象に残ったシステム・木工ブース
入口から入ってすぐに目に留まったのは木工ブースでした。高さのある壁一面にグラフィックを貼っているので、通路からとても目立ちました。また、今回の展示会では木工の斜め看板を多く見受けられました。壁を斜めに設置することで視認性が高まります。
木工ブース
一方、システムブースでは、黒壁に黒の柱を使い、電飾看板を壁掛けることで、継ぎ目の柱が目立たなく、見栄えのよい印象を与えていました。また、壁面をつなぐ柱の上に展示品の説明パネルを設置しているので、情報が途切れず、見やすくなっていました。
他にも、壁面出力で切れ目に文字を入れない配置にしているため、ブースを目立たせつつ、情報も読み取れるように工夫されていました。
システムブース
■展示会見学を終えて
今回のレポートでは、システム、木工と2つのブース装飾の方法についてお伝えしました。それぞれの装飾方法には明確な特徴があります。1・2KOMAではこれらの特徴を踏まえ、出展者様のご要望に合わせて、装飾方法を使い分けています。
どちらの装飾がよいではなく、お客様のブース装飾におけるご要望をどうすれば満たすことができるのか?その手段がシステムであり、木工です。
1・2KOMAでは、手段が目的にならないように、ブース装飾の本質を新規顧客獲得と捉え、日々ブースイメージを考案しています。ブース装飾に関するご質問、不明点などございましたら、お気軽にご相談ください。
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