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展示会見学レポート


【レポート】第12回 インターペット

2023.04.24

3月の終わり、東京ビッグサイトで開催された「インターペット」を見学してまいりました。2023年で12回目の開催を迎えた本展は、愛犬愛猫と一緒に参加できる日本最大のペットイベントになります。

東京ビッグサイトで開催される展示会の多くはBtoB向けですが、本展は金土日の3日は一般公開でした。来場者数は昨年の44,069名を超え、今年は62,234名を記録しました。今回の展示会レポートでは、展示会の特徴や、にぎわっていたブースの集客方法をご紹介いたします。

展示会の特徴

一般公開日にビジネス来場として伺いましたが、一般入場に関しては2021年より、事前に前売り券の購入が必要になっています。ペット同伴で来場できることもあり、車で来られる方が圧倒的に多く、前売り券には駐車場付きのチケットもありました。受付は駅に近い東2ホールと、会場駐車場に近い東7ホールの2箇所に設けられていました。

今回は東1・2・3・7・8ホールが使用されました。施設内のルールに則り、ペットが体を露出した状態で通行できる出入口と、そうでない場合で管理されていました。会場内は、カートやリードを使用したペット同伴の来場者で混雑するため、全体的に通路が広めに取られています。また犬猫用のトイレがあることも特徴的です。

にぎわっているブースの集客方法3選

1つ目はフォトスポットです。SNSの普及に伴い今では定番です。実際、フォトスポットには列ができていました。また、「インスタフォローでサンプルプレゼント!」などの告知方法もおなじみです。

2つ目は、ディスカウント品をウリにしているブースです。有名な商品がインターペット限定価格で販売しており、会計には長蛇の列ができていました。BtoCの展示会では、世界観を演出したブースをよく見かけますが、集客していたブースでは、豊富な商品と割引で来場者の購買意欲を掻き立てていました。

3つ目は、有名トリマーのセミナーや、獣医に診察してもらえる体験ブースです。人はモノやサービスを購入する前に、「損をしたくない」という心理が働きます。そのため、調べる、探す、口コミやレビューなどを参考にしています。展示会は体験の場でもありますので、体験を通じて学ぶ、お試しは来場者心理にかなっています。

見学を終えて

日頃より、さまざまな業界の展示会へ足を運ぶのですが、今回のようにペット同伴という展示会は初めてで、とても興味深く拝見しました。インターペットは交流の場としても人気のイベントで、一般来場の前売り券はわずか3日で完売したそうです。主催者サイトによると、昨年に比べ展示エリアが1ホール増えた過去最大規模で開催され、出展者・来場者数も最高記録を更新したそうです。

今回、私たちは数社のブース装飾を施工させていただきました。インターペットのようなBtoC向け展示会では、エンタメ要素が高いこともあり、来場者が楽しめる体験ブースを数多く見受けられました。

一方、BtoB向け展示会でも集客しているブースは、体験を設計しています。差別化が問われる展示会場でブース装飾だけでは、なかなか集客が難しいこともあります。そのため展示会見学の際は、集客しているブースでは何をしているのか?常に意識しながら情報を収集しています。集客ブースの知見は今後の展示会レポートでもお伝えしていきます。ブース装飾や集客に関するお困りごとは、私たちにお気軽にご相談ください。

ブース装飾プランナー

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S.W