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展示会見学レポート


【レポート】 FIT 2023

2023.11.20

10月26日から2日間、東京国際フォーラムで「FIT 2023」が開催されました。FITとは、Financial Information Technologyの略で別名、金融国際情報技術展です。2000年に誕生した、金融総合専門紙「ニッキン」(日本金融通信社)が主催する国内最大の「金融機関のためのITフェア」です。

日本金融通信社によると、これまで東京、大阪と開催され総来場者数は25万4千人。出展社による最新製品、ソリューションの展示・セミナーを介した情報収集の場として活用されています。この展示会は、金融機関や金融機関系列会社の方は名刺持参で入場できます。それ以外の一般企業の方は出展者から招待券(招待状封筒)をもらうか、展示会ページからダウンロードするWEB招待状が必須です。

今回は以下の3つの視点で展示会の傾向や雰囲気をまとめてみました。

①国際フォーラムの特徴
②ブースの特徴
③集客ブース

国際フォーラムの特徴

1つ目は会場の外から場内を見渡せることです。壁は360度ガラス貼りになっています。場内頭上には会場を横断する廊下があります。全体を把握できるので来場者の流れや集客しているブースが一目で分かりました。ただ、この廊下を通る来場者はとんどいませんでした。

2つ目は大きな柱があることです。ビッグサイトなど他会場とは変わった柱が近い距離でたくさん並んでいます。ブース横の柱は壁で囲われており、ブースの位置も導線の邪魔にならないように配置されていました。

ブースの特徴

1小間で出展しているブースはほとんどパッケージブース利用されていました。装飾されているブースは少なく自前のパネルを設置したり事務局のオプションで手配できるパネルを設置する程度でした。

2小間以上のブースでは、木工ブースが多く、システムブースは数社でした。金融系の展示会のためか、凝った装飾よりもシンプルかつ清潔感や信頼を連想させる白や青系のブースが目立ちました。

集客ブース

見学して気になったブースは、実際に機械を体験できるブースです。FIT2023ではパネルで説明が多く、体験できるブースが少ない中、こちらの出展社様はブース内で体験が出来ました。会場の一番端にあり、導線的にもあまり多く人が通らない位置でしたが、上部の看板で目を引き、声掛けをしてブースに引き込んでいました。

見学を終えて

たくさんの展示会を見学してきましたが、FIT2023を見学をするのも国際フォーラムに訪れるのも初めてでした。会期の初日の開場と合わせて行ってきました。初日の朝一ということもあり、受付にはたくさんの人が並んでいました。

会場に入ると出展社が各ブースの前に立ち、来場者へ声掛けをしていました。バックオフィス系の展示会と同じ雰囲気を感じました。次から次へと声を掛けられるため、ゆっくりと回るのは難しい状況でした。

時間が経つにつれて、ブース内のセミナーに参加される方やお話をされている方が見られました。金融関係に特化されており、興味のある方が来場していて商談も積極的に行われていました。

初めて東京国際フォーラムの展示会を担当し見学しましたが、他の展示会や会場と異なる点が多く、今後のご提案に参考になりました。お客様の出展をサポートし、新規顧客の獲得に貢献いたします。展示会ご出展の際には、お気軽にご相談ください。

ブース装飾プランナー

ブース装飾プランナー
S.I