【レポート】電子機器トータルソリューション展
2024.08.056月12日~4月14日の3日間にわたり東京ビッグサイトの東展示棟で開催された、『電子機器トータルソリューション展』の見学へ行ってまいりました。
本展はあらゆる電子・情報通信機器・制御機器に使用される電子回路や、実装技術を有した企業の、ビジネスチャンス獲得のための展示会です。2023年度より来場者数の合計が増え、48,334人を記録しました。
私は普段プランナーのサポートの仕事をしているため、1人で展示会の見学へ行くのは初めてです。そのため今回のレポートでは、普段、現場に足を運ぶ機会の少ない来場者目線で3つのポイントをお伝えしていきます。
①会場の雰囲気
②ブースの特徴
③集客ブース
■会場の雰囲気
まず会場に入ると猫型ロボットがお迎えです。電子製品展示会ならではの演出です。こちらの猫型ロボットは会場案内を投影されていました。人が来るとさっと避け、とてもお利口な猫ちゃんでした。
会場内に入るとかなりの人で賑わっており活気にあふれていました。出展社はノベルティの配布で集客を狙うよりも、実機演習で集客されているブースが多く見られました。
■ブースの特徴
先述の通り「実機」がメインのブースがほとんどでした。また、大型の装置を設置されているブースが多く、他の展示会と比較しても大型のブースが多い印象でした。
またデザインもLEDライトなどを駆使し、電子系のイメージを再現しているブースも多く見られました。またブース構造により立体感を持たせお客様の目を惹かせるようなデザインも当展示会の特徴ともいえます。カラーも青、白、黒などかっこいい配色でまとめあげている会社様も多かった印象です。
また大型ブースではなく小型ブースでコンパクトに自社製品を展示していらっしゃる出展社様も多くいらっしゃいました。
■集客ブース
・実機演習を見学できる
大型から小型の装置まで、実機を設置しているブースには時間を問わずお客様が集まっていました。
特にねじ締め装置や部品を並べる装置、はんだ付けを自走で行う装置が人気でした。今までは人の手で作業を行っていたものを自動化する、という分野がとても人気が高かったです。
・装置プレゼンをしながら実機の操作
小型の装置では実際にお客様が使用できるものもあり、「ちょっと寄ってやってみよう」という興味を掻き立てるような演出をされておりました。また、共同出展スペースでは多数の製品を一度に見ることができるため、こちらも人気のあるブースとなっておりました。装置があるためプレゼンを行い簡単な操作を多くの人に見せるという出展者様が多く見られました。
製品の魅力や性能を説明後、実際装置を見ながら個別により詳しく説明をする戦略を採用している出展者様も多かったです。また来場者が集まっても見えるようにステージを高めに造作などの工夫も見受けられました
・気になったブース
一段と目を惹いたブースは看板形状が特殊でより立体的なものでした。特に4小間以上の大型ブースの看板は企業イメージを取り入れており遠くからでも目を惹く看板が多くありました。ホログラム素材を使用し、他のブースとの差別化を行っていたり、より立体的に見えるように工夫などがされておりました。
■見学を終えて
実機をメインに目を惹くデザインが考えられており、展示会を見学する機会が少ない私でも、興味を最大限掻き立てられ、思わず足を止めてしましました。
出展社様も会場まで足を運ぶとその展示会のブース装飾の特徴や、どんなブースが集客しているか、どんな人が来場しているのかを実際に確かめられると思います。また、新しいアイディアが浮かび自社ブースに活用できるのではないかと思われます。
遠方の方やその時間がないという方は、私たちの過去のレポートを参考にしていただいたり、1・2KOMAまで、ぜひお問い合わせください。
ブース装飾プランナーサポートK.K